【おの小児科 初の書籍発売のお知らせ!】
『子どもが体調悪いとき、どうしたらいいの?』が発売となります!
悩めるママやパパ、必読の一冊です!
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出されているお薬、実は喘息のお薬入ってますが・・・
お子さんの飲まれているお薬、把握されていますか?
ちゃんと、検査していますか?
気管が弱いなどと、言われ続けてませんか?
その薬はすぐに止めたらダメ!知っていますか?
長引く咳、喘息かもしれません。咳のお薬、同じ薬ばかり飲んでいませんか?
単なるカゼでないかもしれませんよ。
思いっきり運動会で走りたい。
サッカー、野球など、スポーツを楽しみたい。
ペットと仲良く暮らしたい。
長引く咳、喘息かもしれません。咳のお薬、同じ薬ばかり飲んでいませんか?
単なるカゼでないかもしれません。
喘息の症状がまだ大したことないからとそのままにしていませんか?
その喘息、いつかは、勝手に治ると思っていませんか?
それは間違いです!適切な時に、適切な診断、そして治療がなされる事で、改善していくのです。
症状が軽いからと放っておくと、大人になっても喘息は続きます。
喘息はいつか治ると思っていませんか?
きちんとした治療をしていれば治りますが、中途半端な治療では、50%以上の子供達の喘息は治りません。
脅かすつもりはありませんが、小学生の喘息の子供たちはこの30年で約4倍増えています。
理由はダニが増えた、大気汚染、子供の体が弱くなったなどなど色々と言われていますが詳細は不明です。
6歳で喘息と診断された子供たち、実は22歳になっても約60%が喘息を持ったまま大人になっています。
再三申し上げますが、時が来れば勝手に治る、そういう病気ではありません。また、こんな時代でも喘息よって命を亡くす方が年間6000人ほどいらっしゃいます。
喘息患者さんの約0.5%程度です。ウチの子に限って・・というわけにはいかないのが喘息の恐ろしい側面です。
思春期、青年期に限って書きますと、10万人に対して0.5名の尊い命が喘息で奪われています。ちなみに0歳~19歳の2010年の喘息死亡者数は10名でした。
たかが10名、されど10名・・尊い命がよくある「喘息」で命を落とすのです。そこを良く知っていて欲しいと思います。
こういった悲惨な結末を迎えないためにも、適切な時期に適切な検査をし、適切な治療を受けてみませんか。
お子様の未来のために・・・お父さん、お母さんに出来る事、してあげてください!
喘息(ぜんそく)は、空気の通り道である気管という筒が色々な理由でせまくなり、空気が通りにくくなる状態をくりかえしてしまう病気です。赤ちゃんは良く風邪をひいてゼーゼー言いますが、あれは喘息ではなく、喘息性気管支炎という別の病気です。
喘息の患者さんは全体の約5~10%とされています。つまりは比較的良くある病気だという事です。赤ちゃん(乳児)の場合、明らかな1日中続くゼーゼーを3回繰り返し、吸入などの喘息の治療で治る場合、乳児喘息と診断します。
お子様の咳、ゼーゼーの回数、その時の治療内容、どうでしょうか?ホントに風邪で良いでしょうか?? 数字的な事をもう少し書きますと、小学生の約7%、中学生の約5%、高校生の約4%が喘息と言われていて、
小学生は増えている傾向にあると言われています。一クラスに1人居てもおかしくないくらいのメジャーな病気の一つです。この喘息ですが、危険因子と言って、「喘息になる可能性が高い」「気管に悪さをするリスクが高い」
ものが数々挙げられています。ダニ、ハウスダスト、犬、猫などのアレルギーがある場合、マイコプラズマや百日咳、RSウイルスといった感染症、タバコ、煙、排気ガス、気象状況、最近話題のPM2.5、早生まれ(早産)、小さく生まれた(低出生体重)、肥満児などが主な危険因子と言われています。
ご家族に喘息の方がいらっしゃらなくとも、こうした危険因子をお持ちのお子様は「小児喘息」になる可能性があるという事を知っていて欲しいと思います。
症状は、長引く咳、風邪薬が効かない咳、ゼーゼー、ヒューヒューなどです。息が吐きづらくなってしまったり症状があります。先にも書きましたが、赤ちゃんや小さな子どもの風邪症状が喘息の症状なのかどうなのかわかりづらい場合も多いです。なので、一度や二度くらいゼーゼーヒューヒュー言っても喘息と診断出来ません。
ゼーゼーを繰り返したり、気管支をひろげるお薬、例えば貼り薬や吸入などで良くなる、ご家族にアレルギーをお持ちの方々がいる、走り回ると咳き込む、布団の上で遊んだり犬や猫ちゃんが居る場所に行くとゼーゼーいう、などなどから総合的に診断します。
喘息の発作、いわゆる急性の程度は、小発作、中発作、大発作、呼吸不全などと分けられていて、それぞれ治療方法が異なっています。飲み薬だけ、飲み薬と吸入や貼り薬、点滴が必要、酸素が必要と様々です。酸素治療が必要な場合やクリニックの点滴で良くならない場合は入院が必要です。
喘息の大半にはアレルギー体質があり、ダニやハウスダストが主な原因かなと思います。昔の家や使われていない倉庫など、ホコリっぽいところに行くと咳が止まらなかったり、ゼーゼーヒューヒュー言ったりはしないでしょうか?それ以外にも血液検査でアレルギーの原因が分かる事もあります。
先ほどのハウスダスト、ダニ以外に、カビ、犬や猫ちゃんの毛やフケなどは血液検査で分かりますが、PM2.5や黄砂やアスベストなどのクリニックレベルでは分からない物が原因かも知れません。
また、これは喘息と区別が一番つきにくいですが、ウイルスなどのバイキンによってゼーゼー発作をおこすことがあります。繰り返しゼーゼーする場合は喘息が隠れているかも知れません。
次に、走ったり飛んだり遊んだりすることで、空気が多く気管にはいってきておこすのが運動誘発喘息です。ちょっと小難しい名前ですね。。要は動くと咳が出る、ゼーゼー言うタイプの喘息です。特に、空気が乾燥して気温が低いと運動誘発の喘息は起きやすくなります。冬って事かな?
この運動誘発喘息があるからといって運動をしていけないわけではありません。しっかり診断し、ちゃんとした治療をしたら運動はバンバンすれば良いですし、それが治療する意味だと僕は思います。
季節の変わり目、朝夕の気温差が大きい、毎日の気温や湿度の変化が激しい、台風がやってくる、などの気象関係で発作がおこりやすくなることがあります。本当に気象予報士になれるくらい敏感な子どもたちもいます。ならば、天気予報を確認し、予防することも出来るかなと思います。
昨今の中国経由などの大気汚染物質で、気管が狭くなってしまうこともあります。国内での問題は、やはりご家庭のタバコの煙かなと。僕は元々喫煙者だったので、頭ごなしに禁煙禁煙は大嫌いです。が、お子さんが喘息や咳で苦しんでいる際は、是非、吸われるご家族はホタル族でお願いします。僕もそうでした。ちなみに、タバコを吸った後しばらくは匂いも残りますし、外で吸ったからといって絶対に大丈夫というわけではありません。室内に入る際には色々な配慮も必要だと僕は思います。ちなみに換気扇の下で吸ってるから大丈夫なんてあり得ませんので!あ、線香や花火の煙も直接吸い込むと発作を起こしやすくなりますよ、夏はご注意下さい。
喘息の治療には、大きく分けて
「発作を予防する薬」いわゆる長く続け予防する治療と
「発作が起きたときにおさめる薬」いわゆる急性期の治療
のふたつあります。
1)「発作を予防する薬」は、発作をおこさないようにする薬です。発作を繰り返していると、気管支のダメージが何回も起き、結局、大人になっても喘息のままになってしまいますので、それをおさえる必要があります。お薬を少しご紹介しますね。
ロイコトリエン拮抗薬(オノン、シングレア、キプレス):
抗アレルギー薬で、だいたいは最初に処方されるお薬かなと思います。
ステロイド吸入薬:
アレルギーの炎症を強力に直接抑える薬です。実はこのお薬以外は喘息にはあまり効かないとさえ言われるお薬、このお薬が正直、一番効果的です。フルタイド、キュバール、パルミコートなどいろいろ種類があります。ご存知でしょうか?子ども達の年齢などによってお薬の種類を当院では決めていきます。実はより上級のお薬がありますが、それは今回割愛します。必要な方にはご説明します。
環境整備:
意外と皆さん、薬だけで治ると思っていませんか??
いやいやそうはいきません。ダニやハウスダストの対策、風邪予防、タバコ、煙、香水など匂いのキツイものの軽減や除去、精神的なストレスなどでも容易に喘息のコントロールが崩れます。特に思うのですが、喘息のお子様をお持ちのお父さん、お母さん、どうか禁煙してください。換気扇の下で吸ってます、ベランダで吸ってますので、と良く言われますが全くの無意味です。服には匂いがついていますし、お部屋もきっとタバコ臭く、それがお子様に悪影響を及ぼします。私も長い間タバコを吸っていましたが、数年前、頑張って止めました。絶対にタバコは辞めることが出来ますし、喘息をお持ちの親御さん、ご家族にはお願いしたい、それが皆さんの「禁煙」「卒煙」です。話が少々脱線しましたが、とても重要な事です。
最も早く楽になるお薬は吸入β2刺激薬(ベネトリン、メプチンなど)とよばれるいわゆる「吸入」です。
お子様方、クリニックや救急で煙を吸ったご経験、ないでしょうか?あれです、あれ。当院では1回や2回でなかなか治りきらないかなと判断した場合、吸入器のレンタルも行っていて、ご自宅でもこれらのお薬をご使用いただき、
可能な限り早く治す様、心がけています。
その他にベネトリン、メプチンの飲み薬、気管を広げる貼り薬、最近はあまり(だいぶ)使われなくなったテオフィリンという気管支拡張薬などが飲み薬としては代表定期な物になります。
吸入器での吸入やこれらの飲み薬、貼り薬でなかなか治らない喘息は重症度がやや高く、ステロイドの点滴が必要になります。数回の点滴でしたら当院の様なクリニックで出来るのですが、入院しないとダメな場合もありますね。
入院後の治療は大きな病院の先生が教えてくれるとは思いますが、いわゆる持続吸入といって24時間吸入する、ステロイドを1日数回点滴する、場合によっては人工呼吸器管理をするなど、様々な治療法があります。
とにかく、入院せずに済むようにしたいと思い、日々診療はしていますが、時には大きな病院の先生のお力を借りないといけない場合が「発作が起きた」際には有りうると覚えておいてください。
おの小児科のアレルギー専用ホームページをご覧頂き有難うございます。当院は兵庫県伊丹市にある小児科、小児アレルギー科です。
全ては子どもたちのためにをモットーに子どものあらゆる症状、病気、お母さん方の色々な悩みに全力で対応しています。どんな些細な事でも遠慮はいりません。是非、ご相談ください。
さて、このホームページは子どものアレルギーについての専用ホームページです。子どもの鼻、咳、ゼーゼー、ブツブツ、痒みなどなど、もしかしたら何かのアレルギーかも知れません。
中でも長引く咳やゼーゼー、単なる風邪ではなく喘息かも知れません。
皆さんのお子さんやご友人のお子さん、いかがですか?年中、咳、してませんか?季節の変わり目に鼻が出たり目を痒がりませんか?同じお薬を飲み続け、中々治らない。
もしかして、半ば諦めてなんていないでしょうか?
単なる風邪や単なる湿疹なら簡単に治ります。しかし、何らかのアレルギーなら、治療自体が変わってしまいます!もしかしてアレルギーかも?と思われているなら、是非ご相談下さい。
当院ではアレルギー検査も積極的に行っています。保険診療として出来る検査から、ご家族のご希望による検査などの保険外で行う検査まで様々です。
そのアレルギー検査の結果を基に、家庭環境整備や治療方針を分かりやすくご説明しています。
また、伊丹病院や近畿中央病院小児科、尼崎総合医療センター小児アレルギー科などの大きな病院の専門医とも常に連携し、子どもたちにとって最善の医療を提供して参ります。
このホームページは、子どもの咳、ゼーゼー、いわゆる小児喘息を中心に分かりやすくお伝えしたいと考え、作成致しました。
もちろん詳しくはお会いした際にご説明しますが、少しでも皆さんのお役に立てるホームページであればと思っています。是非、ご覧下さい。
医療法人おの小児科
小野英一
お薬だけの治療ではなくて、おの小児科での治療の考え方もお伝えします。
丁寧そして簡単にご説明して、お子さんの病状や病気のご理解を深めて欲しい。
私たちは、そう思っています。
ちゃんと検査
お子さんの身体のことを考え、「咳ゼロ」目指す治療を行います。まず原因を明確にするため、積極的に検査を行います。
ダニやハウスダストに反応している場合、家族環境を整えるだけで、咳が減る事が期待できます!
皆さんの立場に立って
他の病院から移ってきた患者さんからいろいろなお話をお伺いします。
そこで聞く、悩み、苦しみ、など切実な言葉を聞く機会があります。
自分は喘息をもった患者さんの生活背景や苦しみを理解し、お子さんやお母さんたちに寄り添うことにこだわりたいと思います。
実は僕も少し喘息を持っていて、咳込みやゼーゼー、ヒューヒューのしんどさを知っています。
子供たちの立場に立って、そして一人の子を持つ親として、お母さん、お父さんの立場にも立って治療して参ります。
説明と治療
「喘息」のお子さんを持った人の気持ちはわかっていたい。不安を分かっていきたい。
発作が治って終わりではなく、予防にも力を入れています。
喘息の治療法は日本全国共通のガイドラインにそって行われます。
どういったお薬を、どういった時に使うのか、何日使うのか何カ月使うのか・・・そして何故つかうのかもお伝えしたいと思います。
豊富な経験を基に
勤務医時代の病院では、約10年間喘息・アレルギー専門外来を担当していました。 そこでも数多くの喘息の子供たちを治療して参りました。 時には先輩の喘息専門の先生からの指導も受けながら、つねに最新の治療を提供してきました。 その経験をクリニックでも生かしていきたいと思います。
大きな病院との連携
中には喘息のコントロールがうまくいかない場合があります。 その様な場合も、ご安心ください。専門病院などの大きな病院とも連携しています。
さあご一緒に!
長引く咳や、ゼーゼー、あきらめかけていたこれらの症状、さあ一緒に治していきませんか?
LINE によるオンライン診療はじめました
※オンライン診療はおの小児科(伊丹)のみ実施しております。
川西おの小児科・アレルギー科では実施しておりません。
●当院でオンライン診療の対象とならない方
・これまで当院を受診された事がない方
・全身状態の悪い方
(熱が数日続く、嘔吐が止まらない、ゼーゼーが強い、食べない飲まないなど)
こういった場合は直接クリニックへお越しください。
※上記以外の方でも、オンライン診療の結果、ご来院をお願いすることもありますので、ご了承ください。
【オンライン診療の流れ】
① おの小児科・オンライン診療専用に友だち登録(下記より登録ください)
https://line.me/ti/p/Q3JDKmlojI
またはQRコードから
② 「追加」をクリックしてください。
友だち申請が送信されますので、そのままお待ちください。
③ 友だち登録が完了しましたら、オンライン診療が利用できるようになります。
☆オンライン診療の方法
・おの小児科(オンライン専用LINE) LINEのビデオ通話で診察します。
☆オンライン診療の申し込み方法
・通常の受診と同じように、アイチケットで当日の順番予約を取ってください。
アイチケットで順番を取ったあと、
「オンライン診療希望。①診察を受けるお子さんのお名前・②生年月日・③診察券番号・④電話番号・⑤アイチケットの番号」をLINEのトークへ送ってください。
※①~⑤の内容に漏れがあるメッセージにはご返信出来かねます。
受付時間ギリギリですと対応できませんので(オンライン診療希望の方は)
午前診察は 11:00 まで午後診察は 18:00 までにご連絡をお願いいたします。
☆受診の流れ
・保険証とある方は乳幼児医療証をお手元にご用意ください。
・院内での診察と同じように、基本的にアイチケット番号順に診察します。診療内容により多少前後する場合がございます。
・お子様の体温と体重を測っておいてください。
・保険証と乳幼児医療証の確認、体温と体重の確認のために診察の前に1度、クリニックよりLINE音声通話または通常回線でご連絡差し上げます。
・診察の順番になりましたら、クリニックよりLINEビデオ通話でご連絡差し上げます。
※ご連絡がとれない場合には、キャンセルとさせていただきますのでご了承ください。
☆処方箋のお渡し ※処方箋の有効期間は、診察日を含めて4日間です。
・診療時間中の下記の時間帯にクリニックの受付までお越しください。
月・火・木・金→ 8:45~11:30 15:45~18:30
水・土 → 8:45~11:30
・窓口負担がある場合には、お支払いもお願いします。
おの小児科
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〒664-0873
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診療時間についてはおの小児科ホームページにてご確認ください
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